百々染だより Vol.1~Vol.10 | 思いを育み、役割を作るえんがわのプロジェクト

百々染だより Vol.1~Vol.10

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いぶきからのコメント

色や質感で選ぶのもいいけれど、染料のもととなった植物や、染められた季節、その日の天気や、作り手の表情からも選んでほしい。
同じものは存在しない百々染だからこそ、百々染をとりまくさまざまな「ことがら」や「人柄」から、あなただけの特別な一枚を見つけてください。

記念日を贈るストール Vol.1


365日、それぞれの色を、あの人に贈ろう。

大切な人の誕生日や、両親の結婚記念日。
母の日や敬老の日に、誕生日のストールをプレゼントするのもいいかも。

「その日を染める」日々の百々染は、「染めた月日」からもお選びいただけます。
きっと、思い浮かべたあの人に、ぴったりの色が見つかるはず。
その日、その色は、たった1枚しかありません。
百々染で、あなただけの色を見つけてください。

深くてやさしい、藍をもとめて Vol.2-1


天然藍の素直な色を、そのままに。

百々染のなかでも人気の高い、藍染めのストール。
ひとことで「藍」と言っても、その表情は様々です。
ジャパンブルーを思わせるような鮮やかで明るい藍もあれば、くすみを含んだ落ち着いた藍も。
その日の天気、気温や水温、そしてつくり手の想いによっても、藍の風合いは少しずつ異なります。
でもそれこそが、百々染の魅力です。

清らかで冷たい、岐阜の清流で。 Vol.2-2


藍染めの風合いを決めるのは、流水による「水さらし」。ほかの染ものと異なり、藍染めは、冷たい水にさらして洗うことで、鮮やかで深みのある色へと変化していきます。
古くはこの工程を川で行っていました。冷たい川の水が藍をぱあっと明るく輝かせてくれていたのです。

百々染の工房にも、百々染専用の”川”がありました。
すべり台のようになった手作りの専用台で、今日も染め上がった藍染めを洗い流します。
すぐ近く、フェンスの向こうには本当に小川が流れているため、川のせせらぎを耳で感じながらの水さらし。
天気も良くて気持ちが良い、昼下がりのひとコマです。

百々染のつくり手たちが、2~3人で藍の水さらしを行います。
声をそろえて「せーの!」で、勢い良く百々染を”川”に流します。
この作業を、40分から1時間ほど。
根気よく流水にさらし続けることで、藍の色はぐんぐんと色鮮やかに花開いていくのです。

水にさらされるほどに色が変化していく藍。
藍染めは、使えば使うほどにさらに色が変化し、どんどん味わいを増していきます。
古くから「ジャパン・ブルー」と評されてきた、日本特有の色、藍。
深く、やさしく染め上げられた藍色を、さらにゆっくりと育むように大切に使い続けていくことで、ようやく百々染の藍は完成するのだと思います。

 

“我が家のサンタさん”に、ありがとうを贈ろう Vol.3


子どもの頃、クリスマスの朝に目覚めると、
枕元にプレゼントが置いてありました。

サンタクロースはいつの間に来たのだろう。
なぜ、自分の欲しいものがわかったのだろう。

そんな、不思議でとびきり嬉しい体験をさせてくれたサンタさんへ、
今年は「ありがとう」の気持ちを込めてクリスマスプレゼントを贈りませんか?

「染めた日」からも選べる百々染は、
両親の誕生日や結婚記念日など、大切な人の大切な記念日にちなんだ贈りものができます。

箱を開けると、手染めのシルクストールとともに、日にちが書かれたDay Cardが封入されています。
染めた日のこと、染め手のこと、素材となる草木や実のこと。

そんなストーリーとともに、その日にしか生まれなかった特別な“色”を贈ることができます。

世界に1枚しかない百々染で、サプライズな贈りものをしてみませんか?

冬の果実「南天」で染めた、春待ちストール Vol.4


◎もの淋しい冬景色に、鮮やかさを添える“南天”

南天は日本各地に自生する常緑低木で、6月に白い花が咲き、秋になると鮮やかに紅葉します。
多くの人が抱く「冬の南天」というイメージは、11~12月頃に見られる赤い果実でしょう。

色褪せた冬の色の中で、ひときわ存在感を放つ紅色。南天は、冬を代表する植物のひとつです。

さらに日本では、難を転じて福となす「難転」に通じることから、縁起木としても愛されています。

草木や花などを材料に、化学染料を使わずに丁寧に手染めする百々染。
この冬も、百々染の工房にたくさんの南天が届きました。
今年は、第二いぶきの給食を作ってくださっている方からいただいた南天です。

南天で染める百々染は、細かい仕分け作業からスタート。
枝に付いた実を潰さないようにひとつひとつ丁寧に取っていきます。
万が一、実にゴミがついていたり、軸が残っていたりすると、
鮮やかな染液がくすんでしまうため、この仕分けは欠かすことのできない大切な仕事なのです。

◎一粒一粒の南天の実に、想いを込めて。

第二いぶきで働く、木谷未央さん。
木谷さんは、細かな仕分け作業や、葉や花びらをちぎる作業がとても得意です。
彼女のこの繊細な作業が、百々染の鮮やかな色につながっています。

その日、工房に南天があることを知った木谷さんは、
いつもより少し早く仕事の準備をし、張り切って南天の枝を手に取りました。
実を優しくつまむ木谷さんの指先と、小さなゴミも見落とさない、真剣な眼差し。
赤い実で埋め尽くされた箱を眺めながら、
彼女にしかわからない特別な達成感を味わっているようでした。

◎鮮やかな染料と、優しい桜色のストール。

仕分けを終えた南天は、塩・酢・水を加えて染料づくりに入ります。
花を使って「花びら染め」をする場合は、
水に入れた花びらをもみ込むことで色を抽出しますが、
南天の実はもみ込むと潰れてしまうため、実をそっと水の中に入れて漬け込むだけ。

1週間以上、長いと3週間近く、そのまま漬けておくことで、
実からじわじわと色が滲み出てきます。
実を漬け込んでから、約30日間。
たくさんの時間をかけて、南天の鮮やかな色が現れてきました。

いよいよ染めの工程です。

紅みを帯びた深い赤。柘榴(ザクロ)色のような、鮮やかな色の染液です。
ここにシルクのストールを入れて、ゆらりゆらりと優しく揺らして染め上げます。

じっくりと時間をかけて染めていくことで、
染液の中でふわりと花開くように染まっていく百々染のストール。

ビビッドな染液の印象とは裏腹に、優しい桜色に染め上がりました。

柔らかな表情をしつつも、南天の実の鮮やかさを纏った、世界に1枚のストールです。

まだまだ寒い、冬の百々染工房。
ここで春の訪れを待ちわびているような、心ときめく“春待ちストール”が、
たくさんの人たちの手によって染め上がりました。

愛妻の日、大切なパートナーに想いを伝える日 Vol.5


みなさん、愛妻の日ってご存知ですか?

毎年、1月31日は愛妻の日です。
1がアルファベットの「I」、31が「サイ」と読めることに由来しています。

まだまだ馴染みが薄いかもしれませんが、
ここ最近、愛妻の日にちなんだイベントが各地で開催され、話題を集めています。

今年の愛妻の日は日曜日。
一緒に一日過ごす人もいるかもしれませんし、お仕事の人もいるかもしれません。
お仕事の人はいつもより早めに帰って、
休日の人は一緒にいるときに、
大切なパートナーに「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょうか。

なかなか面と向かっては伝えづらい「ありがとう」という言葉。
そんな時にぴったりなのが、気持ちが伝わる贈りものかもしれません。

染めた日から選べる百々染ストールは、
大切なパートナーの誕生日や記念日などから選ぶことができます。
あなたが選ぶその日は、きっと特別な思い出の日。

天然の草木を使用して、一枚一枚丁寧に手染めされたストール。
その日、その時にしか生まれない世界に一つだけの色です。
つくり手のことや草木のことなどが書かれたDayCardを添えてお届けします。

大切に、丁寧に作られたものだからこそ、
また、大切にしたい日にちだからこそ、思いが一層伝わります。

いつもそばにいて支えてくれる、人生のパートナー。
「愛妻の日」をひとつのきっかけにして、
大切な人のことを考えるのもいいかもしれません。

百々染ストールと一緒に、あなたの「ありがとう」を届けてみませんか?

大切な人へ特別な想いが伝わるバレンタインギフト Vol.6


2月14日はバレンタインデー。
恋人やパートナーに想いを伝える、特別な日。

しかし最近では、お世話になった人にも感謝を伝える人も多くいるようです。

あなたはバレンタインに、特別な想いを贈りたい人はいますか?

気持ちを伝えるプレゼントも、チョコレートだけでなく、
ちょっと〝大人な贈り物″を贈る人も増えてきているようです。

特別な想いが伝わり、喜んでもらえるのはきっと
「あなたに贈りたい理由」を添えて贈るワンランク上のプレゼントかもしれません。

旦那様や恋人、お友達、お世話になっている人の
日頃の「ありがとう」の気持ち、
「これからもよろしく」の気持ち、
自分の想いを込めて。

バレンタインデーに、そんな感謝の気持ちを、
百々染のストールで伝えてみませんか。

「染めた日」からも選べる百々染は、誕生日や結婚記念日など、
大切な人の大切な記念日にちなんだ贈り物ができます。

大切な人の特別な日に染めあがった世界に1つしかないストールを、
その日、その時の工房の様子が書かれたDay Cardを添えてお届けます。

染めた日のこと、染め手のこと、素材となる草木や実のこと。
そんなストーリーとともに、その日にしか生まれなかった特別な色を贈ることができます。

あなたの想いが伝わるプレゼントを百々染で贈りませんか?

「控えめな優しさ」と「誇り」の色 Vol.7


古くから庭木として親しまれる椿。
町なかや庭先で見て知っている人も多いのではないでしょうか。
椿柄の小物や椿の油を使った商品なども人気がありますね。

例年2月~3月に花を咲かせますが、
今年は暖冬のため、早めの開花となりました。

椿と似た花に山茶花があります。
見た目が似ているので間違える人が多いですが、
葉の形や咲き終った花の散り方などで見分けることができます。
椿のような花を見つけたら、よく見てみるとおもしろいですよ。

大切に育てた大きな椿の木。
「咲いた花からどうぞ」と脚立を持って一緒にとってくださったのは、
第二いぶきの近くに住む一人の女性。
まだ咲いて間もない、これから見ごろが続く椿の花を、
「百々染のために」とくださいました。

山間にある第二いぶきでも、草木が手に入りにくい冬の時季。
地域に住む人々に支えられながら、こうして染めができることにいつも感謝しています。

いただいた椿は、その日のうちに葉・茎・ガクを取り、
花びらだけを仕分けします。
花は、摘んだその瞬間からしおれ始めてしまうため、スピードが大切です。
手早く仕分けることで、鮮やかな色の染液にできあがるのです。
また、すでにしおれて黒くなった部分が混じると、
にごった色の染液になってしまうため全て取り除き、
きれいな花びらの部分だけを使用します。

きれいな色の花びらをさらに細かくちぎり、
塩と酢と水を混ぜてよく揉みこみます。
百々染は化学染料を一切使わず、自然のやさしい色合いにこだわった商品です。
染液を作るときに使うのも塩と酢。まるで料理をしているようです。

しばらく揉み込んでいると、モコモコと泡が出てきました。
最初は白色だった泡がだんだんとピンク色の泡になっていきます。
それが、色が出始めた証拠です。

この液を、空気にふれないよう密閉して1~2週間待ちます。
その間、少しずつ工房に届く椿で同じ行程を繰り返し継ぎ足すこと3週間。
時間をかけて染液ができあがりました。

前川鮎子さんは、百々染工房で働く染め手の一人です。
女性らしい鮮やかな色を柔らかく染め上げるのが得意で、
やさしい手つきで繊細なシルクのストールを包み、
ゆっくりと揺らしながら染めていきます。

時間をかけ抽出した椿の染液は、
赤ワインのような深みがかった上品な赤。

シルクストールを染液の中に落とし、前川さんがやさしく揺らします。
染液を作るときはピンク色だった泡が、
ストールに色が染まってだんだんと白色に変わっていきます。

しゅわしゅわと音を立てながら、小さくはじける泡に包まれて
椿のシルクストールが完成しました。

椿の花言葉は「控えめな優しさ」そして、もう一つは「誇り」。

人とともに、自然とともに、百々染は歩んでいます。

ストールの色は自然の色をじっくりと時間をかけてとりだし、落とし込んだ色です。
自然をそのままだから、柔らかく控えめな仕上がりなのでしょう。
椿を提供してくれた人から、百々染のストールを身につける方まで、
たくさんの方がつながって1本のストールができあがります。

つながった誰もが優しく幸せな気持ちになれる、そんな存在だと思っています。

(文/やまだ)

春の訪れを、梅のストールで感じてみませんか? Vol.8


梅はバラ科の一種で、
古くから日本人に親しまれてきた落葉高木です。
中国から日本にもたらされたものだといわれています。
梅には白梅と紅梅があり、12月に冬芽を出し、
だんだんとふくらんでいき、3月に花が咲きます。

そんな梅、百々染の工房では花ではなく枝を使って染めています。
今回、工房で染めているのは紅梅の枝です。

梅は地域の方々から頂き、その枝を細かく切って使います。
細かくすることで煮出した時に染液の色がより濃く色づきます。
また、枝はお米などを入れる紙袋に入れ、大切に保存しておきます。

ネットに入れた枝を、
寸胴で30~40分ほど色を確かめながら煮出していきます。
煮出した染液は丹念にこしてから一晩ねかせます。

翌日使うときには
染液が沈殿していることがあるため再びこして、温めてから染めます。

一度煮出した枝は5染ほどまで使うことができます
(5染というのは同じ枝を使って5回煮出すということです)。
枝を剪定する時期や 年によって染液の色味は変わるため、
どんな色に染め上がるかワクワクするのも百々染の魅力です。

作り手は安藤幹生さん。
染液の中にストールをいれ、
優しくゆらしながら染めていきます。

媒染となるアルミと染液を
10分ほどずつ交互につけることで色が安定します。

気温や気候、染液の温度で色見が少しずつ変わってくるのが百々染ですが、
仮に同じ条件でも、違う色に染め上がることも。

もしかすると、染めての“こころ”までもが
ストールに映しだされているのかもしれません。

時にはこんなことも。
ほかの染め手と顔を見合せながら仕事をする百々染工房。
お互い、どんな色に染め上がっているのか気になります。

隣で染めているストールを見て、
「とって も良い色だね!」
「僕のはこんな色になってるよ」
「ほんとだ!きれいな色だね」と励まし合いながら、
それぞれの手の中でストールをさらに色を重ねていくのです。

(文/こまつ)

日本のさくら Vol.9


さくらは、日本人ならだれもが知っている花。
春をいろどる、有名な樹木です。
私たちにとってなじみ深いさくらについて、改めてご紹介をします。

たくさんの種類がある、さくら。

寒い冬をじっと耐え、
暖かくなった3月や4月に一斉に花が咲き、見ごろを迎えます。

さくらの咲く季節は
「別れ」や「出会い」といった人生の節目と重なります。
「卒業」や「入学」、「就職」などの人生の転機にいろどりを添えてくれますよね。

満開になったさくらは私たちを楽しませてくれますが、
すぐに散ってしまうはかない存在でもあります。

さくらを愛でる心は、今も昔も変わらないということが、この和歌からもわかります。

桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に
(紀有友)
〈出典:古今和歌集〉

美しい歌ですよね。
「桜色に衣は深く染めて着よう、桜が散った後の形見に」
ということでしょうか。

ちなみに紀有友は、紀貫之のおじにあたる人物です。
きれいな桜色を身に着けたいという思いは、今も昔も変わらないようですね。

では、百々染ではどんな方法で
さくらのストールを染めているのでしょうか。

まず初めに花が咲く前のつぼみの枝を集めます。

さくらはむやみに枝を折ると傷がついて腐ってしまうことがあるため、
適切に剪定した枝をつかっています。
毎年、「百々染に使ってください」と地域の方から貴重な枝をいただいています。

桜は地域の方々から頂き、その枝を細かく切って使います。
細かくすることで煮出した時に染液の色がより濃く色づきます。
また、枝はお米などを入れる紙袋に入れ、大切に保存しておきます。

ネットに入れた枝を、
寸胴で30~40分ほど色を確かめながら煮出していきます。

煮出した染液は丹念にこしてから一晩ねかせます。

翌日使うときには
染液が沈殿していることがあるため再びこして、温めてから染めます。

一度煮出した枝は5染ほどまで使うことができます
(5染というのは同じ枝を使って5回煮出すということです)。
枝を剪定する時期や 年によって染液の色味は変わるため、
どんな色に染め上がるかワクワクするのも百々染の魅力です。

さくらの枝をさらに細かく折ります。
このひと手間がとても大切。
つくり手たちの地道な作業がきれいなストールづくりにつながります。

次に、細かくした枝を寸胴で煮て、染液を作ります。

さくらの枝からはオレンジの色素も出るため
毎回同じ色の染液ができるわけではありません。
その年の枝によって、どんな色になるのか変わってきます。

やっとできた染液を使って、1枚のストールを優しく染めていきます。
さくらは日本人にとって特別な花です。
人生の転機に寄り添ってくれる花でもあります。

さくらを使った百々染のストールは
きっとあなたの大切な人の門出を祝い
彩りを添えてくれると思います。

(文/竹腰)

菜の花のように幸せがいっぱいあつまりますように Vol.10

菜の花と聞くとみなさんは何を思い浮かべますか?

春に見かける黄色い花
一足早く摘み取って食べられる花野菜
菜の花からとれる油
それとも、一面に広がる菜の花畑…?

どんどんイメージがふくらむ、身近な花のひとつです。

小さな花がたくさん集まることで
華やかさや鮮やかさが増している菜の花。

よく見ると、一つひとつの花たちは
とても可愛らしくはかなささえ感じますが
一面の菜の花畑には、元気をもらえるほどのパワーを感じます。

今年の菜の花は、2月上旬から見つけることができました。
例年より、少々早めの開花です。

今年は、菜の花が開花してすぐに
百々染の工房にたくさんの菜の花が届きました。

両手いっぱいの菜の花から感じる、ほのかな香り。

丁寧に花と葉っぱをちぎり
「今だよ」と言ってくれている菜の花たちを
新鮮なうちに煮出して染液をつくります。

染めの作業は、一枚一枚丁寧に。

つくり手たちの思いをギュッと詰め込んだら
穏やかな黄色に染めあがりました。

黄色は、活発で明るい印象を与えてくれるボジティブなイメージ。
菜の花で染めあがったストールは、可愛らしい花に見合った優しさあふれる色です。
春の穏やかな日差しを連想させてくれます。

丁寧に手染めした、シルクストール。
身にまとうと、そのやさしさが首もとに伝わってきます。
穏やかなこの季節をまとうように、首もとをおしゃれに演出してくれるでしょう。
優しい黄色がアクセントカラーになり
春らしいコーディネートにも一役かってくれます。


百々染が大切にしているのは、自然と対話をしながらの染作業。
自然の草花と、つくり手たちがつながる、その一瞬を染めています。

菜の花で染め上げたシルクストールで、春のお出かけはいかがですか。

みなさんの毎日がもっと楽しく
幸せが集まった花のような毎日になりますように。

(文/やまもと)

この記事を書いた人

百々染だより Vol.1~Vol.10 | 思いを育み、役割を作る

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