本屋が好き | つながり、価値を創るえんがわピープルの物語

本屋が好き

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いぶきからのコメント

ふと訪ねたカフェや、知人に友人の家で本棚があると、立ち止まって表紙の文字やデザインを追いたくなります。
本棚にはその人の世界観が表現されているのだとすれば、その時間は、私とあなたの内面世界を照らし合わた、対話のひとときなのかもしれません。
LIMESさんの本店の中で、大好きなコーナーのひとつが本棚に囲まれたこの一角。
平塚さんやスタッフのみなさんは、お買い物の前にゆっくり心を通わせる時間を作ってくださっているんだなあと気づきました。

最近、改めて思ったことがあります。
「やっぱり本屋さんって楽しいな」ということです。昨今はインターネットで簡単に本が買える時代。
ほしい本のタイトルが明確な時は、ネットで買ったほうがわざわざ本屋さんの棚を探さなくてもいいのでかなり便利なのは周知の事実です。

 

対して、リアルの本屋さんの魅力は「本との出会い」ですよね。
自分が探しているほんとは全く関係ない本がふと目に留まったりして、ふと手に取ってしまったりして、そのまま購入してしまったりして、、、
たまに案外面白くなかったりする本もあるので、「なんでこの本買ってしまったんだろうな」と思うこともあったりします。
でも、そういうのも含めてなんか楽しいんですよね。
また用もなく本屋さんに足を運んでしまったりします。

 

もう一つ本屋さんの好きなのは書店員さんの手書きのPOPとか陳列方法とかです。
ジャンルに詳しい人とか好きな人のおすすめって、私はなんかさわやかさを感じて、POPを読んだり、特設コーナーの本を手に取るだけでもすごく楽しいです。

 

じつはライムズの本店の店内にもライフスタイルブックに特化した「アルブリズムブックス」という本屋さんコーナーがあります。
月に20冊程度売れるくらいの小規模の本屋コーナーですが、ときたまお客様が本を手に取っていただき立ち読みしたり、楽しそうに購入いただくと、こちらもさわやかな気持ちになります。

 

家具屋として忙しい毎日ですが、本屋さんとしてももっと魅力が増えるようなお店にしていけたらいいな、と思います。

 


この記事を書いた人

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平塚慶一

ひらつか けいいち
株式会社平塚家具 代表取締役 兼 マネージャー
インテリアコーディネーター

「すべての人々の暮らしを心地よくし、人生を豊かにする」をテーマに家具インテリアショップ「LIMES」を岐阜県内3店舗運営しています。
家具のお届けや修理で、皆様のお住まいにお伺いすることも多く、家具を通じていろいろな暮らしを見つめてきました。今でも「幸せに暮らす」っていうのはどういうことだろうと日々考えています。
時代を超えて愛し続けられる、心地いいインテリアを提供し続けたいと思っています。

YouTubeで素敵な家具やインテリアの知識を発信しています
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