2023.04.10
優しい時間
- 執筆:
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池永健介
お客さんとのリアルな接点づくりとして、maru初期からイベントなどで行っている「似顔絵」。
たくさんの一期一会があり、いくつものつながりの始まりが生まれた、maruで最も重要な”出張コンテンツ”である。
「似顔絵」と称しながら、”似てるか似てないかは、あなた次第です” なんてひと言添えようかと思うくらいユニークな人物画になることもないわけではなくて、そんな時は描いてるメンバーの側でヒヤヒヤしながら、チラチラお客さんの様子をうかがってしまう。
それでも、出来上がった似顔絵が、本人からお客さんへ手渡されるときのお互いの表情は、決まっていつも素敵だ。
無事に描き終えた安堵と達成感で頬をゆるませ、少し照れくさそうにしてるメンバー。
似顔絵を描き上げるまでの、真摯なメンバーの姿は、ときに僕らや周りで見ている人までを惹き込む。
受け取った絵をながめながら、目を細めるお客さん。
描き・描かれる約30分の間で静かに染み渡った、それぞれの嬉しさと優しさが行き来する瞬間、二人から笑みが溢れる。
いぶきからのコメント
やっぱりmaruが大好きです。
作ることを目的としているわけではなく、ただただ人と人がつながるだけで、そこにささやかな幸せがうまれることを信じて疑わない営みがそこにあります。
私もそこにいたい…。今、この瞬間も、そんな気持ちで胸がいっぱいになります。
いつも本当にありがとう。