2023.09.20
共に過ごす温かい時間
- 執筆:
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古澤由加里
tabitaバッグを縫ってくれているおばあちゃん達と一緒に、いぶき福祉会の日光町の家へ納品しに行ってきました。
最初におばあちゃん達をお誘いした時は、 「いいわ~恥ずかしい。あんたが届ければいいやん」 と控えめなお返事。笑
でもせっかくだからとおばあちゃん達を口説き落とし、一緒にお伺いすることができました。
実際に伺うと、最初はもじもじされながらも、自然と
「この絵あなたが描いたの?」
「ここ縫うのが難しいんやて~」と自然と会話が広がりました。
手の大きさ比べをしたり、ありがとうと頭を触ってもらったりとおばあちゃん達といぶき福祉会の仲間たちが触れ合い、共に過ごす時間はとてもあたたかく、縁側で日向ぼっこしているような気持ちになりました。
1年間でたくさんのtabitaバッグを縫ってくれたおばあちゃん達。
自宅で作業いただいている時から考えると人と人が自然と繋がっていくこの取り組みができて良かったなと喜びを噛み締めております。
普段は一緒に作業していないので、おばあちゃん達も初顔合わせでしたが、行き帰りの車の中ですっかり仲良くなり、どうやってカバンを作ったか?など話が盛り上がっていました。
車から降りる際に、「また会いましょうね」とおばあちゃん達が約束し合っていたので、また、会える機会を設けねばと思っています!
おばあちゃん達いつもありがとうございます。
いぶきからのコメント
そういえば、少しずつあたためる方が、芯までポカポカになるんだったなあ…。
ふとそんなことを思いました。
そして、もうひとつ。
おひさまがあたるだけじゃ「ひだまり」にはならないんじゃないかな。
誰かと一緒にいて、少し心が触れたかも…って感じられる時間があること。
そこに新しい営みが生まれ続けること。
古澤さん、ひょっとして、だから「ひだまり『創』」なんですか?
そんなこと感じています。