共に過ごす温かい時間 | つながり、価値を創るえんがわピープルの物語

共に過ごす温かい時間

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いぶきからのコメント

そういえば、少しずつあたためる方が、芯までポカポカになるんだったなあ…。
ふとそんなことを思いました。
そして、もうひとつ。
おひさまがあたるだけじゃ「ひだまり」にはならないんじゃないかな。
誰かと一緒にいて、少し心が触れたかも…って感じられる時間があること。
そこに新しい営みが生まれ続けること。
古澤さん、ひょっとして、だから「ひだまり『創』」なんですか?
そんなこと感じています。

tabitaバッグを縫ってくれているおばあちゃん達と一緒に、いぶき福祉会の日光町の家へ納品しに行ってきました。 




最初におばあちゃん達をお誘いした時は、 「いいわ~恥ずかしい。あんたが届ければいいやん」 と控えめなお返事。笑
でもせっかくだからとおばあちゃん達を口説き落とし、一緒にお伺いすることができました。

 

実際に伺うと、最初はもじもじされながらも、自然と
「この絵あなたが描いたの?」
「ここ縫うのが難しいんやて~」と自然と会話が広がりました。
手の大きさ比べをしたり、ありがとうと頭を触ってもらったりとおばあちゃん達といぶき福祉会の仲間たちが触れ合い、共に過ごす時間はとてもあたたかく、縁側で日向ぼっこしているような気持ちになりました。
 


  




1年間でたくさんのtabitaバッグを縫ってくれたおばあちゃん達。
自宅で作業いただいている時から考えると人と人が自然と繋がっていくこの取り組みができて良かったなと喜びを噛み締めております。
 

普段は一緒に作業していないので、おばあちゃん達も初顔合わせでしたが、行き帰りの車の中ですっかり仲良くなり、どうやってカバンを作ったか?など話が盛り上がっていました。 

車から降りる際に、「また会いましょうね」とおばあちゃん達が約束し合っていたので、また、会える機会を設けねばと思っています! 

おばあちゃん達いつもありがとうございます。

この記事を書いた人

共に過ごす温かい時間 | つながり、価値を創る

古澤由加里

ふるさわ ゆかり
NPO法人ひだまり創/理事長
岐阜市や笠松町を中心に介護保険事業や介護保険外事業を運営しています。介護が必要となっても、一方的に支えられるだけではなく、支える側にもなれる。
高齢者の方が、『自分も誰かの役に立っている』という喜びを感じながら、地域の中で日々の『生きる』を実現できるよう、『生きる』を全力で応援できる仕組み創りを行っています。

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