その4 裏シンデレラストーリーのはなし | 思いを育み、役割を作るえんがわピープルの物語

その4 裏シンデレラストーリーのはなし

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いぶきからのコメント

工房にも何回もお越しくださっているなつ紀さん。仲間と楽しそうに話していたかと思ったら、できてくるジャムの具合をじーっとみつめていたり、たちのぼる香りににんまりしたり。本当にいつも満喫してくださるんです。一緒に見学すると楽しいですよ!

”りすほ”こと「りすのほっぺ」は第二いぶきの仲間が作る絶品ジャム。
秒でアンバサダーに就任したわたしですが、その前には、りすのほっぺに絶大なる信頼をおくきっかけになった”工房見学”をさせていただいていました。
なかまのみんなのひとつひとつ細やかで丁寧な手作業によって製品になっていく果物~ジャムの様子を、クルーのみんなの一生懸命な横顔を眺めながら、簡単には言葉にならない思いを抱きつつ見学させていただいたのを覚えています。

丹念に作り上げられたジャムには、これまたみんなの手作業で可愛らしいラベルとタグが付けられて、りすのほっぺの出来上がり。
作業場横のテーブルの上に商品の顔になって誇らしげに並んでいるちいさな瓶には、愛おしさすら感じました。
ええ、その時点ではまだアンバサダーでもなんでもないわたしでさえです。
きっと工房のみんなのりすのほっぺ愛に包まれたのでしょう。
美味しいは世界を救う、そう信じてやまないわたしにとってまたひとつ確信が持てた瞬間でした。
そんなみんなを影に日向に支えるスッタフさんがいます。
実は一番最初にわたしをいぶきに導いてくれたのは彼女でした。

つづく

※なかま=りすのほっぺクルー


この記事を書いた人

その4 裏シンデレラストーリーのはなし | 思いを育み、役割を作る

粥川なつ紀

かゆかわ なつき
サックス奏者、作編曲家
13歳からサックスを始め、数々のコンクールで金賞・最優秀賞を受賞。これまでにオリジナルアルバム4作とDVDを発表。岐阜市民ジャズ・ビッグバンド「楽市JAZZ楽団」音楽監督。趣味が高じ「涸沢フェスティバル(山と渓谷)」にゲスト出演。標高2,300mでのライブがNHK-BSプレミアム「にっぽん百名山」にてオンエア。タイ王国王女によるチャリティアルバムにてプミポン国王作品をレコーディング、ワールドリリース。海外での演奏も行うなど人気実力ともに兼ね備える。社会福祉法人いぶき福祉会「りすのほっぺ」アンバサダーNHK-FM「FMトワイライト」レギュラーパーソナリティ出演CCN「ギフ音製作所」レギュラー出演NTTdocomo NOT-TV「music にゅっと。」グランドチャンピオン受賞着ジャズダウンロードランキング1位受賞平成26年度岐阜市芸術文化奨励賞受賞。
粥川なつ紀オフィシャルサイト http://kosamota.com

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