2025.07.14
「好き」が結ばる③
- 執筆:
-
市川由加里
みなさんは、おぜんざい、好きですか?
前回の出だしはこうでしたね。
今回は
みなさんは、「ぜんざいご一緒に!」って誘われたこと、ありますか?
この出だしでいきたいと思います。
ほとりさんへ初めてお団子を買いに行ってからというもの、すっかりファンになっている私ですが、とある冬の日。ほとりさんのインスタ見ていたら
「ぜんざい始めました」
って。。。
それはもう。。。
行きます!!
(なんかこのくだり前回も書きましたね。。。)
あんこ好きにとっては
「冷やし中華始めました」よりも断然フックが強いこのワード。
勇んで向かったはいいものの、まだおぜんざい販売時間前。
次のお仕事の予定もあり待っていること叶わず、すごすごと帰ることに。
おぜんざいください!
という満面の笑みから、顔に「しょんぼり」と墨で書き入れたような状態になったのを、きっとほとりの寺田さんはしっかり目撃していたことと思います。
が、
あんこへの一念岩をも通す
なんとお仕事の予定が先方の都合で日にち変更に!
思いがけず時間が空いたので
「よし。ほとりさんに行こう。」
迷いなくその日2回目の日光町訪問とあいなりました。
やー。
念願のおぜんざいのおいしかったことと言ったら。
こんなにおいしいものを作れるなんて、いぶきさんってほんとうにすばらしい。
そんなことをしみじみ思ってのんびりしていました。
寺田さんは
勇み足→落胆→大喜び
の私の感情の起伏をつぶさにご覧なため、さぞかしおもしろ珍客との覚えめでたくなっていたはずで、今から思うとお恥ずかしい限りではあるのですが、その自分でもおかしくて笑っちゃうような珍客ぶりのおかげで、冒頭に書いた
「ぜんざいご一緒に!」
のお誘いを、なんと北川さんからいただくことに繋がったのです。
市川さんが今日は2回も来てくれたんですよ~。
と、寺田さんが北川さんにお話してくださったそうで、かねてからいつかご縁があるといいなあと思っていた北川さんとまさかこんな形でね、はじめましてすることになろうとは。
ほんとうに生きていると思いがけないことの連続です笑。
でもひとつ言えることは、
やっぱり「好き」を追いかけていると、なにやら自然に佳いところへ辿りつくのではないかしら。
このことが年を重ねるごとに、確信めいてくる。
この日のおぜんざいの縁結びも、私の確信を一層強くさせました。
北川さんと会える。
私の中に蒔かれていた種が、ぐんと芽吹いて、ぐぐぅーんと地上に伸びていく気がしました。
まだメッセージのやり取りをしているだけなのに、
ひょっとして、あの展覧会で見たアートバッグについて
私が考えていることをお話しできたら
ひょっとしたらひょっとして、今考えていること、実現するかも。。。
「好き」という感覚に従ってゆだねていると
万事佳きこととなる
と確信しているため、自然とこんなふうに「○○かも。。。」と
叶うイメージばかり膨らんでいきます。
もう種から一気に蕾が膨らむがごとく。。。
さあ。北川さんは私の考えていること、どう受けてくださるか。
つづく
いぶきからのコメント
「◯◯◯への一念岩をも通す」…名言です。
いぶきは、仲間たちの願いから始まりました。願いを応援する人たちの輪がどんどんひろがることで、みんなが幸せに暮らせる地域をつくれるんだよと心から信じています。誰もが「物語」を生きているんだなあと思っています。
願いはいろいろです。
でもひとつひとつかけがえのないもの。
それが、いっぱいのおぜんざいであっても!笑
そこからとんでもなく素敵な物語が始まることを予感していたのかもしれません