2023.08.31
本屋が好き
- 執筆:
-
平塚慶一
最近、改めて思ったことがあります。
「やっぱり本屋さんって楽しいな」ということです。昨今はインターネットで簡単に本が買える時代。
ほしい本のタイトルが明確な時は、ネットで買ったほうがわざわざ本屋さんの棚を探さなくてもいいのでかなり便利なのは周知の事実です。
対して、リアルの本屋さんの魅力は「本との出会い」ですよね。
自分が探しているほんとは全く関係ない本がふと目に留まったりして、ふと手に取ってしまったりして、そのまま購入してしまったりして、、、
たまに案外面白くなかったりする本もあるので、「なんでこの本買ってしまったんだろうな」と思うこともあったりします。
でも、そういうのも含めてなんか楽しいんですよね。
また用もなく本屋さんに足を運んでしまったりします。
もう一つ本屋さんの好きなのは書店員さんの手書きのPOPとか陳列方法とかです。
ジャンルに詳しい人とか好きな人のおすすめって、私はなんかさわやかさを感じて、POPを読んだり、特設コーナーの本を手に取るだけでもすごく楽しいです。
じつはライムズの本店の店内にもライフスタイルブックに特化した「アルブリズムブックス」という本屋さんコーナーがあります。
月に20冊程度売れるくらいの小規模の本屋コーナーですが、ときたまお客様が本を手に取っていただき立ち読みしたり、楽しそうに購入いただくと、こちらもさわやかな気持ちになります。
家具屋として忙しい毎日ですが、本屋さんとしてももっと魅力が増えるようなお店にしていけたらいいな、と思います。
いぶきからのコメント
ふと訪ねたカフェや、知人に友人の家で本棚があると、立ち止まって表紙の文字やデザインを追いたくなります。
本棚にはその人の世界観が表現されているのだとすれば、その時間は、私とあなたの内面世界を照らし合わた、対話のひとときなのかもしれません。
LIMESさんの本店の中で、大好きなコーナーのひとつが本棚に囲まれたこの一角。
平塚さんやスタッフのみなさんは、お買い物の前にゆっくり心を通わせる時間を作ってくださっているんだなあと気づきました。